ご覧いただきありがとうございます。
今回の記事は以下の疑問を持っている方にオススメの記事です。
(1)飛行機は持ち込めるものに制限があるけど電車はあるの?
(2)旅行にペットと行きたいけど何かルールはあるの?
(3)持ち込みにお金はかかるの?
こういった疑問に今回は答えていきたいと思います。
本記事の内容
1.車内に無料で持ち込める物と持ち込めない物
2.ペットを連れて行く際の注意点
3.ペットや荷物に関する料金について
4.よくある質問について
この記事を書いている私は旅行代理店にて
切符の発売を8年以上従事しています。
このような経歴の私が解説させていただきます。
□1.車内に持ち込める物と持ち込めない物
(1)車内に持ち込める物
携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が
250センチ(長さは2メートルまで)以内で、
重さが30キロ以内のものを2個まで持ち込むことができます。
《無料なもの》
・旅行鞄、スーツケース、スポーツ用品
楽器、娯楽用品、玩具、その他携帯できる荷物
※スポーツ用品、楽器、娯楽用品などは、
長さの制限を超える場合であっても、
車内で立てて携帯できるものは持ち込むことができます。
(専用の袋、ケースなどに収納するようにしてください)
(サーフボードは専用の袋に収納したもの)
・サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、
解体し専用の袋に収納したものまたは、
折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの。
・身体障害者補助犬法に定める盲導犬、介助犬、
聴導犬を使用者本人が随伴する場合。
ただし、法に定める表示等を行っている場合に限ります。
・車イスで、長さ・高さが120センチ以内で、幅が70センチ以内のもの
(2)車内に持ち込めない物
危険品、刃物(※1)、暖炉・コンロ、動物(※2)、
死体、不潔なもの、臭気を発するもの、
他のお客さまに危害を及ぼすおそれのあるもの、
車両などを破損するおそれのあるものなど
※1 他のお客さまに危害を及ぼすおそれがないように梱包された刃物は除きます。
なお、対象とする刃物及びその梱包方法は、
「刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン」
(平成30年12月国土交通省鉄道局)によります。
詳しくは、国土交通省ホームページをご参照ください。
※2 少量の小鳥、小虫類、初生ひな、魚介類でケースに入れたものは除きます。
(危険品について)
危険品とは、可燃性液体、高圧ガス、可燃性固体、
火薬類、揮散性毒物、農薬などを指します。
一部の危険品については、梱包方法や持ち込み数量などを
制限した上で、車内にお持ち込みいただけるものもありますが、
ガソリン、灯油、軽油などの可燃性液体そのものは、
量に係わらず車内への持ち込みはできません。
可燃性液体、高圧ガス、可燃性固体を含む製品であって、
小売店などで一般的に購入いただけるもの
(酒類・化粧品類・医薬品・ヘアスプレーなど)は、
2リットル以内または容器を含む重さが2キロ以内であれば、
持ち込むことができます。
この場合、中身が簡単に漏れ出ないようにご注意ください。
□2.ペットを連れて行く際の注意点
小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、
①タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの
②ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの
(ペットを持ち込まれるお客様へ)
①動物専用のケースに入っていない場合や、ペットケースの制限
※タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内。
ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内)
を超えるものは持ち込むことはできません。
②小動物(ペット等)を持ち込まれる場合は、
駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします。
③ペットは全身が入るケースに入れてください。
抱いたままやバッグに入れた状態ではご利用いただけません。
④布状で形態が固定しないもの(ドッグスリング等)については
全身が入っていてもご利用いただけません。
⑤ケースに車輪や手押し用の取っ手等がついている場合
(ペットカート・ペットバキー等)については、
車輪や手押し用の取っ手等の部分を含めた
全体の大きさがペットケースの制限内である
場合のみ、有料の手回り品としてお持ち込みいただけます。
(一般的なペットカート・ペットバギー
の場合、全体でペットケースの制限を超えるため持込みはできません。)
なお、ペットが入るケースと車輪や手押し用の
取っ手等が分離した状態であれば、
ケースがペットケースの制限の範囲内で、
かつ車輪や手押し用の取っ手等ケース以外の部分が
無料手回り品の制限の範囲内であれば持ち込むことができます。
ただし、この場合であっても、ケース以外の部分等に突起があるなど、
他のお客さまに危害を及ぼすおそれがあると
判断される場合等については、お持込みをお断りいたします。
□3.ペットや荷物に関する料金について
(1)ペットの持ち込みについて
ペットの持ち込みには手回り品切符が必要です、
手回り品料金は、1個につき290円です。
ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、
普通手回り品きっぷをお求めください。
(片道につき1枚必要です。原則当日購入です。)
(2)その他の荷物について
(東海道・山陽・九州新幹線(東京~新大阪~博多~鹿児島中央)の手回り品について)
タテ・ヨコ・高さの合計が160センチ超250センチ以内の荷物
(特大荷物)を車内に持ち込む場合は、
特大荷物スペースとセットで発売する座席
(特大荷物スペースつき座席)のご予約が必要となります。
ご予約にあたり、追加の料金は不要です。
※ ご予約なく車内に特大荷物をお持ち込みになった場合は、
持込手数料(1,000円・税込)をいただき、
特大荷物スペースつき座席に変更していただきます。
この際、列車の係員が指定する場所に特大荷物を収納いただきます。
※ スポーツ用品、楽器、娯楽用品、車いす、ベビーカーはこのお取扱いの対象外です。
※ 一部列車についてはお取扱いが異なりますので、係員におたずねください。
□4.よくある質問について
Q.なぜ車内でペットをケースから出してはいけないのでしょうか?
A.他の乗車している人はもしかしたら怖いと感じているかもしれません。
ルールとして定めている以上もしもトラブルになった場合
非があるのは飼い主になってしまいます。
Q.自転車を袋に入れる際に少しぐらいなら袋から飛び出していても問題ないですか?
A.全て袋に収納する必要があります。車内は揺れます。
もしも通路を歩行している人に飛び出している部品などが
当たり怪我をさせてしますかもしれません。
Q.新幹線の車内で人が少ないので横の座席にスーツケースを置くのはいいですか?
A.良くはないです。指定席だとしたら購入しているのは
1席なので横の席には置かずに上の棚に乗せるなどしましょう。
通路に置くのも通路を通る人の邪魔になるので控えましょう。
(情報は投稿時の最新のものです。今後変更となる可能性もありますのでご注意ください)
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