ご覧いただきありがとうございます。
今回の記事は以下の疑問を持っている方におすすめの記事です。
（１）学生割引って学生なら誰でも割引されるの？
（２）なんのきっぷに学生割引が適用されるの？
（３）割引されるきっぷはどのくらい割引されるの？
（４）割引されるにはなにかしら条件があるの？
こういった疑問に今回は答えていきたいと思います。
この記事を書いている私は旅行代理店にて
きっぷの発売を８年以上従事しています。
このような経歴の私が解説させていただきます。
本記事の内容について
1.学生割引が適用される乗車券類について
2.学生割引証を記入する際の注意点について
3.学生割引を使用する際の注意点について
4.学生割引のよくある質問について
□1.学生割引が適用される条件について
（１）乗車券（片道、往復、連続）・・・２割引き
【発売条件】片道の営業キロが１００キロを超える区間を乗車する場合に発売。
（２）定期券・・・高校、高専、職業訓練は１割引・小学、中学は３割引
【発売条件】指定学校の学生、生徒、児童、幼児
に対して営業キロが１００キロ以内の区間で
居住地最寄駅と在籍する学校最寄駅との間に定期券を発売します。
※非正規生の外国人留学生、聴講生、委託生および研究生は、
学生割引乗車券や通学定期券の発売対象になりません。
また、指定学校でない学校に通う学生・生徒も、
学生割引乗車券や通学定期券の発売対象になりません。
（３）通学用割引通回数券・・・大学は２割引・高校は５割引
【発売条件】指定学校のうち通信による教育を行う学生、生徒が面接授業又は
試験を受けるために普通回数券を発売する区間を乗車する場合に発売。
（４）団体乗車券（学生団体）・・・中学生以上は５割引、小学生以下は３割引、
教職員、付き添え人（小学生低学年などの団体）３割引
【発売条件】指定学校の学生・生徒・児童・園児8人以上がその学校の教職員に引率
されて旅行する場合。
（学校長の証明する団体旅行申込書が必要です）
※その他団体乗車券購入の条件を満たすこと（申込み期間など）
学生割引が効いたきっぷを利用する際は「学生証、生徒手帳」の携帯が必要です。
万が一携帯を失念した場合は利用出来ませんのでご注意ください。
【適用されないその他の乗車券類】
新幹線や特急列車などの特急券、お得なきっぷ、乗車整理券、寝台券など。
乗車券類について分からないことがあればこちらの記事をご覧ください。
※その他学生割引のお得なきっぷなどは各社ホームページでご確認ください。
□2.学生割引証の注意点について
※きっぷの表示、金額、証明などは実際のものとは異なりますのでご注意ください
学生割引を受けるには先程説明した通り証明書が必要です。
今回はよく使用する「割引証」に対しての注意点を紹介します
※割引証は記載例です。実際のものとは異なりますのでご注意ください。
【学生割引証の記入の際の注意点】
①片道の営業キロが１００キロを超える区間にのみ割引が適用される。
②学生割引証1枚につき1人１回に限り乗車券を発売出来る。
③JR線と連絡会社線をまたがる場合は片道のJR線の営業キロが、１００キロを
超えていれば、大丈夫です。学生割引が適用となる連絡会社線の営業キロが
１００キロを超えている場合は連絡会社線にも割引が適用されます。
④区間などは窓口で記入するのではなく事前に記入して持っていきましょう。
⑤往復分を購入する時は乗車券の有効期間内に旅行出来るか確認しときましょう。
（長い間帰省する場合などは割引証を2枚もらって片道ずつ購入しましょう）
□3.学生割引を使用する際の注意点について
【学生割引が利用出来なくなる時】
・割引証の記載事項が汚れなどで不明で確認出来なくなった時。
・割引証の学校側が記入した有効期間や名前などを改変した時。
・割引証の有効期間が経過しているもの。
・割引証の記載されている人ではない他人が使用した時。
・割引証のハンコの押印などが不足している時。（学校側で再手続きしてください）
・年齢や有効期間が訂正されている際に認印が押印されていないもの。
・本人の利用資格がなくなっている時。
□4.よくある質問について
Q.高校3年生が3月30日から６日間有効の学生割引を
適用したきっぷは4月1日以降も使用出来ますか？
A.購入した時点で資格を持っているので4月1日以降も
使用出来ますが学生証の携帯が必要です。
Q.学生割引と他の割引は併用することが出来ますか？
A.各社の特別な割引を除いて原則併用は出来ません。
例外として往復割引と学生割引は割引の併用が可能です。
Q.きっぷを購入する時は学生本人も行かなければならないですか？
A.購入する時は本人が行く必要はありませんが、
使用出来るのは学生本人のみで家族や同じ学校の友人などは使用出来ません。
（情報は投稿時の最新のものです。今後変更となる可能性もありますのでご注意ください）
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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