回数券を購入する際の注意点について

2.新幹線回数券を利用する際の注意点について


新幹線回数券は6枚セットが基本で普通車の自由席と
指定席、グリーン車向けの3種類があります。 
しかしJR東海は3月末東海道新幹線の「東京駅⇄新大阪」
「東京⇄名古屋」などの回数券の販売を
2022年3月末で終えると昨年4月ごろに発表しております。
このように年々ですが購入出来る区間が減少しており
この背景にはインターネット予約などの
チケットレスサービスが影響しております。
しかし未だに残っている区間があることも事実なので
今回ご紹介させていただきたいと思います。
なお、現在までに多くの新幹線区間で回数券が
廃止されているため購入をする前に
各社サイトにて利用する区間の回数券が
設定されているのかご確認することをおすすめします。

【新幹線回数券を利用する際の注意点について】

※回数券の表示、金額、証明などは実際のものとは異なりますのでご注意ください
まず初めに同じく新幹線回数券の特徴をご紹介します。

  • 6回乗車する分のきっぷを購入出来る
    ※普通回数券とは異なり区間の何回分ではなく
    回数券の区間ごとにより料金が決まっています
  • 発行してから3ヶ月間が有効期間である
  • 新幹線回数券は原則途中下車が出来ない
  • 新幹線回数券は原則区間などの変更が出来ない
  • 片道につき1枚の回数券が必要になる(往復で2枚消費)
  • 1枚の普通回数券で子供2人が利用出来ます
  • 購入者だけでなく複数人で利用することが出来る
  • 1枚でも利用したら払い戻しが出来なくなる
  • 回数券を利用出来ない期間がある

この他にも購入する新幹線回数券によっては枚数や
条件などが異なる場合がありますのでご注意ください。


【新幹線回数券の途中下車について】
新幹線回数券で途中下車をした場合は前途が無効になります。
途中の駅で下車した場合は回数券は回収されてしまいます。
残りの区間が無駄になってしまうのでご注意ください。

【新幹線回数券の区間変更について】
新幹線回数券の区間変更は乗車前であっても出来ません。
乗車する区間が変わる場合はその区間の
きっぷが全て必要になりますのでご注意ください。

【新幹線回数券が利用出来ない期間について】
新幹線回数券は通年を通して4月27日~5月6日、8月10日~19日及び
12月28日~翌年1月6日の各期間は利用することが出来ません
※利用出来ない期間が該当する場合は有効期間が延長されています

【新幹線回数券の払い戻しについて】
新幹線回数券が全券片未使用(表紙券を含む)で
有効期間内の場合に限り発売額から払戻手数料である
「手数料220円」を差し引いた金額が払戻しされます。

【乗継割引など他の割引との併用について】
新幹線回数券を利用した場合は在来線特急列車の
「乗継割引」は併用することが出来ません。
乗継割引について詳しく知りたい方は
こちらの記事でまとめていますので参考にしてください。

回数券はお得なきっぷになりますが制限や条件などがあったり
利用する旅行行程によってはかえって料金が高くなることも
ありますのでよくお調べの上で購入することをご検討ください。

3.回数券についてよくある質問について

Q.新幹線自由席回数券は指定席への変更は出来ますか?
A.窓口などでの事前の変更は出来ません。
指定席に限り内において空席があり運輸上支障がない場合は
無割引の自由席特急料金を収受しているものとみなして、
差額を支払えば指定席へ変更することができます。

Q.回数券を紛失してしまった場合はどうなりますか?
A.回数券を使用後に紛失してしまった場合は
原則普通のきっぷの料金を再度支払うことになります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

Q.回数券が余ってしまった場合は金券屋に持って行けば売れますか?
A.金券屋はJRとは関係がありませんので分かりません。
しかし近年金券屋はなくなってきておりますので
金券屋をあてにして購入することはやめておいた方が良いでしょう。

(情報は投稿時の最新のものです。今後変更となる可能性もありますのでご注意ください)
 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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